東京都の重要文化財建造物 2018-1-19 現在 |
名 称 | 年 代 | 構造等 | |
根津神社 透塀 (唐門東方) |
宝永3年 (1706) |
折曲り延長34間、銅瓦葺、潜門1所を含む |
特徴等 |
根津神社は、日本武尊によって千駄木の地に創建した社に始まると伝わる古社である。根津神社が現在地に移される以前、この地には甲府宰相・松平綱重の山手屋敷があり、後に6代将軍となる徳川家宣はここで誕生した。5代将軍・徳川綱吉は、家宣を嗣子と定めて江戸城内に引き取るときにこの屋敷を撤去し、千駄木にあった社を家宣の産土神としてこの地に移し、社殿を造営した。現在の社殿はこの時に造営されたもので、7棟の建物が重要文化財に指定され、江戸中期の豪華な社殿建築のたたずまいを今に伝えている。 透塀 (唐門東方) は、唐門の右に発して北に折曲り本殿等を囲む塀である。延長は34間、銅板葺で、拝殿の東辺りに潜門が設けられている。 参考資料:現地の説明板(文京区教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁) 2005-8-12 |